めまい・立ちくらみ・ふらつき(反応点治療研究会症例集)

メニエル病、回転性,非回転性めまい、ふらつき、自律神経症状(吐き気や冷や汗、動悸): このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会がめまいをテーマに東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクもご覧下さい。

2015年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年08月

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緑内障の患者さん

緑内障の患者さん

 以前より時々通院する患者さんが、三角巾で固定して来院した。自転車を避けようと思った時に転倒したらしい。いわゆる自転車走行の著しいマナー違反でもなかったそうだ。「ふらふらする」との言葉から、めまいによる転倒だろうと推測した。
 先日、駅前ですれ違った時も「あら先生」と声をかけてくれたことがあったが、彼女は重症の緑内障であり、片目はほとんど見えない。なぐさめの言葉をかけてベッドへ案内した。
 打撲による痛み・骨折時の組織の損傷・めまいの原因などを探ると、腕や耳の反応点が顕著で、その他に心臓・肝臓・胃腸・鼻・咽など全身いたるところに反応点が検出された。それらに丁寧に鍼刺激・灸刺激・ローラー鍼を加えて治療は終了した。
「明日来院できると良いね」と伝えると、「明後日ではダメですか」との回答から、明後日の通院を予約した。帰宅前にローラーの要領を確認して帰宅された。

2回目の診療も初回とほぼ同様に対応した。「痛みの範囲も狭くなり楽になったわ」と喜んでいたが、めまいの状態に大きな変化は見られない。

4回ほど治療すると、「めまい感はあまり感じない」と言う。表情も明るくなった。「よし、今日はこれまでにしようか、ベッドから降りてください」と言うと、その動作はふらついていた。すぐさまベッドに横にして耳をチェックした。 すこぶる悪い感じはしないが、反応点は再び観察される。すかさずローラー鍼をした。その反応点はわりと簡単に回復した。そして、起き上がってもらったが、今度の動作はスムーズであった。

一週間後には、首を曲げたり、回したりしても、平衡失調(ふらつき)は見られないようだった。

考察
 この症例での反省は、目に障害がある人では耳の状態には注意を要することである。両目の水平感覚が内耳の平衡感覚をフォローしているから、視覚障害者の平衡失調では症状が顕著になる。うっかりしていた。彼女の平衡感覚は、前庭感覚と足腰の重力感覚だけで機能している。

  かわむら鍼灸院         河村廣定
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| かわむら鍼灸院  河村廣定 | 18:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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