めまい・立ちくらみ・ふらつき(反応点治療研究会症例集)

メニエル病、回転性,非回転性めまい、ふらつき、自律神経症状(吐き気や冷や汗、動悸): このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会がめまいをテーマに東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクもご覧下さい。

2013年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年01月

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高齢者の突然の転倒を防止

症例80代 女性 

初回 
歩行時に突然転倒することが増え、転倒によって右上腕骨を骨折、手術は体に負担がかかるため、保存療法を行っている。
めまい感はないものの、歩行中に前ぶれなく転倒してしまう。また、15年ほど前から耳鳴りがあり、常にセミが鳴いているような音が聞こえる。耳鳴りは両耳で聞こえるが、とくに右耳の音が大きい。高齢であり、歩行に不安もあることから、往診による治療を行うこととなった。目、耳に顕著な反応があり、上腕部、大腿部、殿部の筋肉にあたる皮膚にも広く反応がみられた。
上記反応点を中心に治療を行ったが、大幅な改善はみられなかったため、耳の反応点にテープ付き接触鍼を貼付した。
    
2回目
10日後に2回目の治療を行った。前回の治療後、歩きやすさを感じたとのこと。
初回と同様、目、耳、上腕部、大腿部、殿部を中心に治療を行った。
この日から、ローラー鍼による自己ケアも指導。

3回目
前回の治療後かなり楽になり、たくさん動いたせいか疲れが強くでたようだ。施術後にも休息を多く取るように伝えた。ローラー鍼でのセルフケアを頑張っているようで、耳の反応が改善していた。

5回目、
その後、耳、殿部の反応はかなり改善してきた。中殿筋は当初、鍼も入らないほど硬くなっていたが、刺鍼が容易になってきた。耳鳴りは続いているが、やや軽減している感覚があるとのこと。
転倒することはなくなったが、足に重心が乗らない、フワフワとした感覚があるため、ローラー鍼によるケアを続けるよう指導、現在も定期的な治療を続けている。

治療のポイントと反応点の状況
目、耳、上腕部、大腿部、殿部、心臓、胃、膀胱を中心に治療。

治療の経過と感じたこと
目、耳の反応点が顕著であったことから、平衡感覚に不調が現れていたものと考えられる。平衡感覚は四肢の抗重力筋を支配すること、また、瞬間的に意識が遠くなるなどから、体のバランスを崩した際に体勢を立て直すことができず、突然の転倒につながってしまっていたものと推察する。
80代後半という高齢でもあることから、反応点の改善には長い時間を要することを予想していたが、ローラー鍼やテープ付き接触鍼などによって継続的な刺激を与えることができている。ご本人も普段の生活の中でセルフケアに努めているため、術者と患者の協力により、比較的短期間での改善がみられたのであろう。
耳の反応点は良好な状態が継続できているが、引き続き治療が必要と感じた。


神戸市 南天はり灸治療院 岡本悠馬
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| 南天はり灸治療院 岡本悠馬 | 15:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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